おーなかいたーいよー

もう、なんでだよ。
おなかいたいよ。
ばかばかばかーいたいたいたいたいたいー！（壊れた）

おなかいたいすぎてイライラしてるゾロがキッチンで机につっぷしてたら、目の前でサンジがあまりにも楽しそうにルンルン♪で料理をするもんだから、イライラの頂点のゾロは八つ当たりで「テメェ、毒盛りやがったな」とか心にもないこと言って、その言葉にサンジが一気にブチギレて、「コックさんに向かって何だと？」って真剣に睨んだら、その睨んだ顔がゾロにとってはさらにイラつきの原因にしかならなくて「てめぇのせいだ」って言い出して、ゾロがものすごい腹痛に襲われてるとは全く知らないサンジは「は？」ってなって、凶悪に眉間に皺を寄せてるゾロを見て（痛みを耐えてる顔）うっかり、こいつめちゃくちゃキレてるって思って、ここまでキレるってことは何か理由があるはずだ、って思って自分がしてきた数々の仕打ちを思い出すんだけど、ほんとゾロに対してはものすごい膨大な嫌がらせをしてきてるから、どれに対してそこまでキレてるのか見当もつかなくて、でもきっとどれかなんだろうと思って悪いことしたかなーとかちょっと反省するんだけど、でもゾロにキレられるのは何だかムカツクのでここは負けちゃいけないとか思って、「てめぇの日頃の行いが悪いせいだろ」って言ってそのまま無視を決め込んで鼻歌とか歌いながら料理を続けるんだけど、その言葉に態度にゾロはサンジは自分がめちゃくちゃはらいたくて苦しんでるのをいい気味だとか思ってるんだって思い込んで（サンジはゾロがおなかいたいの気付いてないのに）相当ブチギレて、「死ね」ってボソって呟くの。
それを聞き逃さなかったサンジはやっぱり自分が原因で怒ってるんだなーって確信するんだけど（サンジは全く原因じゃないのに）でもやっぱり謝るのは嫌だから無視するの。無視されたゾロは、自分はこんなにもおなか痛いのに、サンジはそれを心配するどころか笑ってやがるとか勝手に背中を見て妄想して、勝手に更にブチギレて、こいつもめちゃくちゃおなかいたくなればいい、とか自分勝手なことを考えついて、めちゃくちゃおなかいたいの我慢してヨロヨロとサンジに近づいて、力の限りはらを殴りつけるの。
はらを殴られたサンジは、気を抜いていたから思いっきり鳩尾に入って、軽い呼吸困難みたくなっちゃって、何でここまでされなきゃなんないのか分かんなくて、でも反論しようにも声が出なくて力の限りゾロのはらを殴りつけちゃうの。ゾロは元々ほんとに立つのもやっとなくらいおなかいたくて、そこにサンジのパンチが入ったから、もう横になってても耐えられないくらいのいたみに襲われてその場に倒れて悶絶するの。そんなゾロを見て、サンジは間違えて急所をパンチしちゃったんだと思い込んで、それは同じ男として悪いことをしてしまったなーとやっと反省して「わり・・・」って軽く謝って、でも内心同じ男としてめちゃくちゃかわいそうなことをしてしまったって相当反省して、再起不能とかかわいそすぎると思って、優しさで冷やしてあげようと冷蔵庫から氷を取り出してそっと幹部（急所）にあてがったら、それがこれまた間違っておなかにあてちゃって、ただでさえめちゃくちゃいたいのに、冷やされてさらに痛くなっちゃって、さらにゾロが悶絶しちゃうの。

そんなオチもへったくれもない話。
ただゾロがかわいそうなだけの話。

おなかいたいネタはどっちかがかわいそうにしかならないよ。
私の脳内ゾロサンはそうにしかならないよ。
だって、どっちも気付かないんだもん。おなかいたいの気付いてあげられないんだもん。
気付いてあげられないくせに、追い討ちをかけるようなことは的確にやっていくんだもん。
無理だって。甘いのとか無理だって。

サンジもその後同じようにおなかいたくいなってればいい。
原因はゾロだといい。
「だから中出しすんなって言ったじゃねぇかー！！！」
てゾロに怒るんだけど、このくだりがあった後だから、ゾロは「いい気味だ」って言って全然悪びれないとか、最低でいいとおもう。

ほらほらー甘くなんてどうやったってなんないじゃん。
中出しって単語を出したのに、ちっとも甘くならない＆エロくならないってすごいと思う。
ある意味私って天才かもしれないね！（ある意味な）

うーあーおなかいたいー。
ゾロの腹巻でもいいから、今はおなかを直接温めるものがほしい・・・！